こんにちは工事現場の投資家マロンです。
今回のテーマはNFTの歴史を徹底解説です。
みなさんはNFTの歴史についてどのくらい知っていますか?
おそらくデジタルデータが高額で取引された!クリプトパンクスををきっかけに知った人が多いのではないでしょうか?
この記事ではNFTの歴史を知ることでまだ歴史の浅い業界であり、今後成長できる可能性が高いことが分かります。
本記事の内容は
NFTとは
NFTの歴史
2017年「CryptoKitties」「CryptoPunks」
2021年「EVERYDAYS:THE FIRST 5000 DAYS」
「ジャック・ドーシーのツイート」
「BAYC(Bored Ape Yutch Club)」
「CryptoNinja」
2022年「Crypto Ninja Partner」「XANA」「LLAC」
2023年 NFT氷河期
今後NFTは?
2024年にNFTを使ったゲームが復活のカギ
この記事の信頼性
NFT投資歴が1年間以上で情報収集しているぼくがお話します。
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NFTとは?
NFTとはNon Fungible Tokenの略で直訳すると代替不可能な暗号資産です。
ただ、これでは意味がわからないので言葉を分解して説明します。
代替不可能とは替えられるものがないという意味です。替えられない具体例は免許証、パスポートなどで代わりがありませんよね
非代替性とは書き換えられない重要書類のようなものだと一度理解してください。
次にTokenは暗号資産なのでビットコインやイーサリアムが思い浮かぶと思います。
NFTの暗号資産は少し印象が違います。一般的な暗号資産の印象はお金です。NFTの場合はブロックチェーンを使っている部分が重要になります。
ここまでの話をまとめます。NFTとは誰も上書き、改ざんができないデジタルデータで、ブロックチェーンを使っています。
ブロックチェーンを使っている部分がピンときませんよね?
ブロックチェーンとは取引履歴を残すテーブルだと考えてください。NFTは送受信ができます。デジタルデータなので当然ですよね。
ただ、ブロックチェーンのテーブルの上で取引をすることで取引履歴がすべて残ります。これはNFTを作成する際にどのテーブルで取引をするのかが選べます。
今現在、主流なのがイーサリアムです。イーサリアムで取引されるNFTは必ずイーサリアムブロックチェーンのテーブルの上で取引されるのでブロックチェーン上に取引履歴が残ります。
ここまでの話をまとめますね。NFTとは誰も上書き、改ざんができないもので送受信などの取引は必ずブロックチェーン上で行われ履歴が残ります。
ブロックチェーンの話をもう少し詳しくします。
ブロックチェーンの大きな特徴は履歴の保存先が1つでないことです。これは改ざんをむずかしくしています。1つのデータを改ざんしてもその他複数の履歴が残っていますので不正はすぐに分かります。分散型保存が改ざんをむずかしくしていると言っても過言ではありません。
ということでNFTとは不正が不可能なデジタルデータと考えられています。
この特徴を活かしデジタルデータを唯一無二の所有物として取られることができます。
NFTの歴史
NFTの歴史は2017年からはじまります。これだけでもまだ7年しか経過していないことがわかります。
歴史を現在まで振り返ると小さく始まった業界が大きくなろうしている2023年です。下記に詳細にお話します。
2017年「CryptoKitties」「CryptoPunks」
「CryptoKitties」は2017年11月28日に育成ゲームとしてリリースされました。今では聞き慣れたPlay to Earnの走りです。
ゲームの内容としては特に目的やクリア的な要素はなく、猫を交配させて新たな猫を作って集めていくコレクト型です。
難しい要素はなく猫と猫を交配させるだけなので誰でもプレイできるので多くのユーザーが楽しむことができました。
Play to Earnとなった理由はNFTを採用しているので唯一無二のデジタルデータの猫となり珍しい猫を組み合わせることでさらにレアな猫が出てくることで購入する人が出てきたからです。
当初は1900万円で取引された猫も出てきたほどに価格は上りました。
「CryptoPunks」はNFT業界に少しでも関わった人なら名前が聞いたことあるほど有名なNFTです。
今でも1400万円で取引されている高額なNFTです。
「CryptoPunks」はブロックチェーン上で発行された最古のNFTでリリース時はフリーミントつまりただで配られました。
5年以上たった今でも「CryptoPunks」をもっているのは1つのステータスで日本人で保有している人はイケハヤさんとマナブさんくらいしかぼくは知りません。
「CryptoPunks」はフルオンチェーンと言ってイーサリアム上にデータを保存する形を取っています。これはデータ量が大きいとコストが非常にかかるので多くのプロジェクトはAWS上に画像を置いてURLのみイーサリアム上に置くなどしてデータの容量を減らしています。「CryptoPunks」がドット絵になっているのはデータ量を減らすためです。
2018年から21年まではNFTの注目度は低く耐える3年間となりました。
2021年「EVERYDAYS:THE FIRST 5000 DAYS」、「ジャック・ドーシーのツイート」、「BAYC(Bored Ape Yutch Club)」、「CryptoNinja」
2021年はNFTにとって革命的な年となりました。
「EVERYDAYS:THE FIRST 5000 DAYS」はBeeple(デジタルアーティスト)が13年以上の年月をかけて作ったデジタルアートです。ネットオークションで75億円をつけて落札されたNFTでアート作品の中でも歴代3位となる高額で取引され大きな話題となりました。
「ジャック・ドーシーのツイート」Twitterの創始者であるジャック・ドーシーの最初のツイートが3億円で落札されたことが話題となったのもこの年です。
一気にNFTへの関心が高まりました。
「BAYC(Bored Ape Yutch Club)」が生まれたのもこの年です。日本でもNFTが動き出しました。今では10ETH以上で取引されている「CryptoNinja」がリリースされたのもこの年です。はじめは値段ではなくイケハヤさんが応募してきた人の中から選んで配っていたことが懐かしく思います。日本のNFTもここから大きく動き出します。
2022年「Crypto Ninja Partners」「XANA」「LLAC」
2022年はNFTの価格が暴騰した年です。5月15日にリリースされた「Crypto Ninja Partners」は関係者に200円位(0.001ETH)で22222体配られました。この価格は同年の12月には3ETH(60万円)近くまで上りました。またWeb3メタバースの「XANA」がリリースした「XANA GENESIS」も0.1ETHでリリースしたものが1ETHに届くのではないかというくらい高騰しました。最も価格が上がったプロジェクトは「LLAC」です。0.001ETHのものが4ETH 近くまで上がったことはつい半年くらい前のことです。
2022年はNFTプロジェクトが多数リリースされ多くのプロジェクトの値段が上りました。
2023年 NFT氷河期
2023年はNFT氷河期です。2022年に高騰したプロジェクトのほとんどが価格を下げています。要因はいろいろとあり、投資家が離れていき7月現在でも未だに価格は戻っていません。
海外勢が軒並み価格を下げる中で日本のNinjaDaoのプロジェクトは成功するプロジェクトもありました。
Musubi Collectionは0.005ETHでリリースされたものが0.1ETH近くで今でも取引されています。また、ビットコインNFTと呼ばれるBitcoin Ordinalも成功したプロジェクトです。0.005ビットコインでリリースされたプロジェクトは0.03ビットコインまで上り今でも0.026ビットコインで取引されています。
NFT氷河期の中で希望の光を見せるプロジェクトとなりました。
今後のNFTは?
2023年7月にGoogleからアンドロイドでNFT使用の許可が発表されました。これはとても画期的なことでアンドロイドユーザーの20億人にNFTを届けるチャンスができたことを意味しています。
イケハヤさんは2024年にはNFTを使った人気ゲームがリリースされ話題となると予想しています。未だに日本人でNFTに触れる人が少ない中で起爆材になることは大いに期待できます。
例えばフォートナイト、原神、モンスト、パズドラなどでNFTを使ったキャラクターができたら面白いと思いませんか?唯一無二のデジタルデータなので欲しいと思った人が高額で購入することは今までの歴史から見れば決して考えられなくもないことです。
2023年はNFTプロジェクトにとって耐える年となりましたので2024年は明るい年になればいいと思います。
以上NFTの歴史をお話しました!